もうすぐ夏休みですね。皆さん!夏休みの計画は立ててますか?
今年、西日本は大阪北部地震や大雨の影響があり、夏休みも返上で復旧作業を行わなければならない所がまだまだ沢山あり、被害に遭われた方々に心よりお見舞い申し上げます。
例年、夏休みに子どもたちのサマースクールを開校します。日本全国から参加申し込みがあり、早い者勝ちで定員に達し次第締め切らせていただいています。毎回30名~50名程度の人数で開催するので割りとすぐにいっぱいになります。
主に噂を聞いて保護者の方から「我が子を参加させたいのですが・・・」という問い合わせがあり、その場で即決されます。
一度参加した子ども達は「今年はいつやるの?」と日程確認の電話を掛けてきます。楽しかったのか早く開催して欲しいという声が多いのがとても嬉しいです。
このサマースクールの人気の理由は、子どもたち主体であまり細かく大人が指示をしないということと、子どもたち同士がお互い相手を尊重する姿勢と個性を否定しないコミュニケーションを重視することで、普段はおとなしい子が自分の個性を思い切り前面に出せるようになるということです。
さらに子どもたちの中には、初めて親元を離れて外泊する子もいて、離れたからこそ分かることや気づいたことなどを親に対して手紙で気持ちを打ち明ける作業があることです。手紙はお迎え(解散)場所で、親に対して手紙を読んでから手渡しします。毎年感動の連続で涙無しでは見れない貴重な時間です。
さらにこのサマースクールには、重要な目的があります。それは子どもの悩みを聞くことです。ボランティアで同行してくれる高校生や大学生のお兄さんお姉さんが子どもたちの相談相手です。恋の話や友達との付き合い方、また、誰にも言えずに苦しんでいた話や家で虐待を受けているという切実な話など、心を開いて相談してくれるので、聞き役のボランティアにとっても非常に大切な経験になるようです。
今後は、このサイトでもサマースクールの募集をしていく予定ですので、お子さまと相談されてお申込み頂ければ幸いです。
また、これまで夏休みだけの開催でしたが、今後はご好評につき春休みにも開催を検討しておりますのでお楽しみに。