とにかく人手が足らない!誰でもいい!という企業を除き新たに戦力となる社員を採用するには、お金も時間も許せる範囲内で十分にかけて慎重に採用している企業がほとんどだと思います。
しかしながら実際には「ん?」とか「あれ?」などと、こんなはずではなかったのに…と、採用したことを後悔してしまうような期待に反する人材を採用してしまう企業も沢山あります。
採る方も採られる方もありのままの姿を見せ合い、互いが誇張することなく理解しあって採用に結びつくケースはむしろ少ないぐらいです。
しかし、多くの場合、採用した人材を、求めていた条件に合致しているという企業側の採用担当者の思い込みのまま、高校生や大学生を尺度の狂ったスケールで判断し採用しているのです。惚れ込んでしまえばしまうほど細かい欠点など許せてしまいます。恋は盲目の状態です。
就職相談に来る学生の多くはまず最初に履歴書やエントリーシートの書き方を相談に来ます。学生が苦手なのは自分自身に自信がないために何をしてきたかということに対して、特に誇れるような自慢できることをしていないと言うのです。強かったわけじゃないし特に上手かった訳じゃないし、書けるような長所がないというのです。
そんな自分に自信のない学生が履歴書やエントリーシートを完成させる頃には全く嘘のとまでは言いませんが、かなり誇大表記な履歴書が出来上がります。もちろん採用担当者の方も見抜かれていると思いますが、かなり見た目と履歴書に好印象を持ち、甘い評価をしてしまっていると思います。
私自身面接官を依頼されることもありますので嘘は見抜きますが、履歴書やエントリーシートには重きを置かず、入社前の新入社員研修で鍛えるようにしています。
このサイトをご覧になっている方の中にも採用人事に携わっている方もいらっしゃると思いますが、皆さんの会社では新入社員を育てるためにどれくらいの時間を掛けていますか?
私たちは、間違いのない採用だったと言って頂けるように、新入社員研修によって学生を戦力となる社員に育ててスタートラインに立たせます。